活用していますか? 助成金
『助成金』とは、「雇用保険の適用を受けた事業主」が、
一定の条件を満たした場合、 国から支給される「公的支援制度」の事です。
労働者を雇用している事業主が支払っている「雇用保険料」が財源です。
助成金を活用できるとき
例えば、以下のようなときに活用する事ができます。
人を雇い入れたとき
高齢者を雇い入れたとき
雇用環境の改善をおこなうとき
労働者の能力開発をおこなうとき
ただし、誰でも無制限に、もらえるわけではありません。
事前に「計画書」や「認定」が必要な場合があります。
また、すでに事業をしており、労働者を雇っている場合は、
事務処理が正しく行われていることが前提です。
正しい事務処理の例
労働保険(労災保険、雇用保険)に加入している
就業規則が整備されている
保険料の滞納がない
法令を遵守している(労働者名簿、出勤簿、賃金台帳など)
正当に、きちんと事業を行っている会社はどんどん利用できるのですが、
制度(助成金の受給要件、内容等)そのものを知らなかったり、
手続きの複雑さから申請していない会社が多いのが現状です。
しかし、「助成金をもらうことが目的となった場合」には、
会社内の制度を無理に適合させたりして、問題が起きたりし、
助成金も受給できなくなることもあります。
このように「助成金」とは、必ず受給できるものでは
ありませんが、会社の制度を整えることにより、
活用できることになれば、とても重宝する制度です。
※「助成金」のご活用をご検討の方は、お電話やメールでお気軽にお問合わせ下さい。